【Laravel】直接DBへ追加!php artisan tinkerでユーザー作成
PHPフレームワークLaravelでは「tinker」という対話型のデバッグ機能が標準装備されています。
$ php artisan tinker
こちらのコマンドを使ってターミナル等からLaravelアプリケーションに直接処理をすることが出来ます。
Eloquentクラスやその他のクラスの読み込むことも可能なので、動作確認をしたり、アプリケーション上にない処理をしたり、色々な事が出来ます。
今回実際に既に稼働済みのサイトで、ユーザーの新規追加が管理画面などで出来ない仕様にしてるサイトがあり、そちらのサイトへtinkerを使用してユーザー追加をしました。
その処理の流れを備忘録として記しておきますので、もしご参考頂ける方がいらっしゃれば幸いです。
php artisan tinkerで直接ユーザー追加する方法
まずはサーバーへSSH接続するなど、処理をしたいLaravelアプリケーションをコマンドから扱える状態にします。Laravelをインストールしてあるルートフォルダへ「cd」コマンドで移動するなどしておくとよいかと思います。
次に、コマンドラインで先ほどの「$ php artisan tinker」を実行するとtinkerが起動します。
tinkerでユーザー追加するコマンド
パスワードなどLaravelの設定にもよりますが、以下のコマンドで新規ユーザーが追加保存されます。
php artisan tinker
$user = new User; $user->name = "ユーザー名"; $user->email = "メールアドレス"; $user->password = Hash::make('パスワード'); $user->save();
日本語部分は任意に変えて実行してください。
最後の一行で保存されるので、それまではご自由に処理をやり直して頂いても問題ないです。
手軽にデータ追加やテストが出来てtinkerは便利
まとまったデータの追加にはシーダークラスを用いた方が早いですが、手軽に1件データを追加したい時やちょっとした処理を試したい時には非常に便利な機能だと思います。
▼定番のLaravel良書、通称青本の第二改訂版です。必携!
▼定番のLaravel良書、こちらは応用編の緑本!本格的な開発の際に持っておくと便利だと思います。
是非ご参考頂ければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!